ZedView2.5D (Hip/Knee/Traumaに対応)


概要

ZedView2.5D (Hip, Knee & Trauma) はレントゲン画像に3次元モデルを重ねて表示するソフトウェアであり、人工股関節・膝関節置換術および外傷症例の治療を支援します。
 
レントゲン画像データ上にインプラントを表示させ、サイズや位置のプランニングが可能です。
レントゲン画像は平面ですが、インプラントは3次元的に動かすことができます。
 
Hipでは、インプラントどうしのインピンジのシミュレーションが可能です。
Kneeでは、Coronal面とSaggital面の両方でプランニングすることができます。

特徴

データベース機能

ZedView2.5D (Hip, Knee & Trauma) はデータベース機能を備えております。術前計画に用いる患者様のCRデータを読み込んで一括管理することが可能です。

DICOMデータに対応しており、患者名・患者ID・性別・年齢・生年月日などの情報もデータベース上に表示して簡単にデータ管理を行うことが可能です。

ビューを表示させて画像を確認することが可能なため、簡易ビューアーとしてもご利用いただけます。

キャリブレーション

円、もしくは直線ツールを使用してキャリブレーションを行うことができます。

この操作により、2次元計画の障壁である拡大倍率の問題をクリアにします。
CR画像の縮尺を補正して術前計画を行うことが可能となります。

人工関節の設置

CR画像上に3次元人工関節データを簡単に設置することが可能です。

パラメータの算出

整復前後のアライメントの変化を自動的に算出し、骨切除位置、骨切除量、設置角度を視覚的、定量的に確認することができます。

  • Hip: (カップ) CE角、Sharp角、頚体角 等 (ステム) 深さ、回旋、屈曲伸展、内外反 等
  • Knee: mlPFA, mMPTA, aMPFA, aLDTA, JLCA, Mikuliczline etc..   (大腿骨) 内外反、屈曲伸展、回旋、骨切量 等   (脛骨) 内外反、前傾後傾、回旋、骨切量 等

ROMシミュレーション(Hip)

ROMシミュレーションではコンポーネント同士の衝突や可動域を3次元的に確認することが可能です。接触した箇所には赤マークが表示されます。

整復シミュレーション

設置したコンポーネントを整復状態で表示することが可能です。

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