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概要
ZedStent-graftは、⼤動脈瘤の治療法のひとつ「ステントグラフト内挿術」用の3次元術前計画⽀援ソフトウェアです。
半⾃動計測、デバイス留置シミュレーション、⾃動レポート作成機能により、⼿術準備の省⼒化を後押しします。
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特徴
● 国産専⽤ソフトならではのサポート
ステントグラフト内挿術に特化した設計で、心臓血管外科医のニーズに的確に対応します。
● 迅速な計測
CT画像から⼤動脈の3Dモデルを⽣成し、⾎管径や⼤動脈瘤⻑などを半⾃動的に算出します。
芯線距離や⾓度などの追加計測も簡単です。
● 直感的な留置シミュレーション
血管とステントグラフトの3Dモデルを重ね合わせ、視覚的にステントグラフトのサイジングができます。
● レポート⾃動作成
計画内容が⼀⽬で分かるレポートを⾃動作成。レポートを⼿書きする手間を軽減します。
機能
● 計測
参照点をいくつか⼊⼒するだけで、CT画像から⼤動脈の形状を解析し、術前計画で⼀般的に⽤いられるパラメータを半⾃動的に算出します。
必要に応じ、任意断⾯での⾎管径や、芯線‧⼤弯に沿った⻑さ、⾓度なども簡単に追加計測できます。


主なパラメータ (TEVERより抜粋)
- 左鎖⾻下動脈/腹腔動直下の⼤動脈内径
- 留置開始点/終了点の⼤動脈内径
- ⼤動脈瘤の開始点/終了点/最⼤部の⼤動脈内径
- アクセスルート最⼩径
- ⼤動脈瘤⻑/治療⻑
- 左鎖⾻下動脈 – ⼤動脈瘤の芯線に沿った⻑さ
- 留置終了点 – 腹腔動脈の芯線に沿った⻑さ
● 留置シミュレーション
血管とステントグラフトの3Dモデルを重ね合わせ、ステントグラフトのサイズ・本数・種類などを視覚的に検討できます。
血管モデルに沿ってリアルタイムに形状が変化するシミュレーション技術により、ストレスなく直感的な操作が可能です。
ランディング長やオーバーラップ長は、留置位置に従って自動で算出されます。
※ZedViewバージョン19.1ではTEVARのみ対応
● レポート作成
計画レポートを自動で作成します。各パラメータや留置情報が見やすく配置されているため、レポート手書きの手間を減らし、手術準備を効率化できます。
情報が1ページにまとまったサマリーも出力されるため、手術室で参照するのに便利にお使いいただけます。


● 患者データベース
データベース機能により、術前計画に⽤いる患者様のCTデータを読み込んで⼀括管理することができます。
DICOMデータに対応しており、患者名‧患者ID‧性別‧年齢‧⽣年⽉⽇などの情報もデータベース上に表⽰して簡単にデータ管理を⾏うことが可能です。
Axial‧Sagittal‧Coronalビューを表⽰させて画像を確認することが可能なため、簡易ビューアーとしてもご利⽤いただけます。
よくある質問
推奨動作環境について
OS | Windows 11 / Windows 10 (64bit) 1809 以上 * Windows XP, 7 はサポートしておりません |
CPU | Intel Core i5-4670, i7-4770 同等以上 (CPU クロック定格 3GHz、クアッドコア以上推奨) |
RAM | 16GB 以上 |
ストレージ | プログラムインストール 10GB 以上、プロジェクトデータ保存 1TB 以上 |
USBポート | 1ポート |
グラフィック解像度 | 1920×1080以上 |
ビデオカード | NVIDIA Quadro P3200 または NVIDIA Geforce GTX 1060
同等以上 (3GB 以上のビデオメモリ推奨) |
- USB ポートはZedView を起動させる為のセキュリティドングルに使用します。
- ZedView は製品ライセンスキーを提供するために SafeNet/Gemalto 社の Sentinel HASP を使用します。Sentinel HASP ドライバは、ご使用のコンピュータ上の通信ポート1947 を使用しています。Sentinel HASP とファイアウォール以外のアプリケーションがこのポートをブロックしないようにしてください。
CT画像の撮影条件について
造影 | 必須 |
撮影範囲 | TEVAR: 大動脈弓部の2cm上 ~ 大腿骨近位部 EVAR: 腹腔動脈の1cm上~大腿骨近位部 |
データ形式 | DICOM |
スライス方向 | Axial方向 |
スライス間隔 | 2mm以下 (推奨) |
FOV | 撮影範囲の大動脈全体が入る値 |
Gantry Tilt | 0° |
- 記載の撮影条件はソフトウェアの最低条件となります。ご利用のデバイスに応じた撮影条件(添付文書等をご参照ください)も満たすようご確認ください。
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